オフィスで床揺れのクレームが発生してお困りではありませんか？

制振装置

　オフィス空間での歩行振動・交通振動の対策事例です。最小スペース・簡単工事で不快な揺れを止めることが出来、作動音も静かなAMDによる対策を実施し、快適なオフィス環境を実現しました。

　某オフィスには、「従業員休憩スペース」の部屋があり、従業員の方が食事をとったり、休憩時間を過ごす空間として使用されていました。

　しかし、傍を人が歩く時や、建物周辺を大型車が走行する時に床揺れを感じて不快である、との声が多く挙がったため、快適な職場環境のために何らかの対策を検討することになりました。

　対策にあたっては、工事で休憩スペースが使えなくなったり、部屋を使用されている従業員の方の邪魔にならないようにする必要があり、使用中の作動音もなるべく小さいものが良いというご要望でした。

　ヤクモでは、現状振動調査を兼ねた可搬型AMD（50kgタイプ）のデモを実施しました。これにより不快な揺れの原因が床の共振現象によるものであることを明らかにし、従業員の方にAMDの振動低減効果と実際の作動音などを体感してもらいました。

　搬入・工事が容易で、作動音の静かな50kgタイプのAMD（YAMD-0050）を設置しました。設置台数は、大梁で囲われた10.3m×10.3mの中央付近に1台×3スパンの計3台としました。設置工事は、通常の営業日に従業員の方が使用している間に行い、1日で完了しました。

　床の共振現象特有のフワフワした不快な揺れを大幅に低減することに成功し、従業員の方からも床揺れが小さくなったとの声をいただいております。AMDを設置することにより快適な休憩スペースにすることが出来ました。